こんにちは。藤本です。
私はかつて2年間のMBAプログラムを経験しました。
このMBAの課程では、プレゼンの機会が多くあります。
MBAはビジネスリーダーを育てるのが目的なので、ある意味当然ですね。
私も何度もプレゼンの機会がありました。
このプレゼンの多くは時間の制約上、一人でやるものではなく、グループでやるものでした。
グループで10分とか割り当てられて、4-5人のグループなので、1人2-3分のプレゼンを担当するという感じですね。
なので、チームメンバーと一緒に本番に向けて、プレゼンの練習をするわけです。
このときネイティブの学生たちを見て、「へえー」と思ったことがあります。
それはネイティブの学生たちも、一言一句しっかりとスクリプト(セリフ)を作りこむ人が多かったということです。
彼らはもちろん英語を話すことは何ら問題がないわけですが、決まった時間で効果的にプレゼンを行うためにスクリプトを作るわけです。
そしてそれを実際に声に出しながら何度も練習してどんどん表現を修正していきます。
MBAの学生というと、プレゼンなんて何も見ずにその場でどんどんしゃべれるようなイメージがあったので、これは少し意外でした。
でも、この話は、IELTSで言うとスピーキングのセッションに対して、大きなヒントにつながると思います。
ネイティブでもきちんとスクリプトを作って練習している
ということです。
IELTSのスピーキングのテーマはそんなに幅広いことを聞かれるわけではなく、ある程度聞かれることは予測がつきます。
なので
スピーキング練習は予測されるテーマについてスクリプトを作って練習する
これが一番シンプルな対策だと思います。
もちろん最終的にはスクリプトに頼らないで話せるようになるのが目的です。が、その前にスクリプトを作り、それを滑らかに話せるようになるというステップは踏むべきでしょう。
スクリプトを準備しない人もいますが、ネイティブでもやっていることです。ノンネイティブである私たちも当然やるべきだと思いませんか?
最後までありがとうございました。