買った参考書が手つかずでそのままになっているという方へ

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こんにちは。藤本です。

参考書を買ったはいいけど、そのまま手つかずになってしまっている、ということはありませんか?

私もどちらかというと参考書コレクターだったので、そういう傾向がありました。

今回は、参考書を最後までやり切るコツをお伝えしたいと思います。

 

参考書を攻略する最大のコツ

よく20日間で完成するタイプの問題集がありますね。

これを文字通り20日間かけてやるのは実はあまり良い方法とは言えません。

 

参考書を最後までやり切る最大のコツ、それは・・

超短期間で終わらせることです。

 

20日間が標準の問題集だったらだいたい4-5日で終わらせる感覚でやりましょう。

勉強に関して言えば、長期間で少しづつ取り組むのと、短期間で一気ににやってしまうのでは、後者の方が成功しやすいです。

 

以下、その理由を3つほど挙げてみたいと思います。

 

理由1.モチベーションは時間と共に弱くなるから

勉強しよう、英語をモノにしようと思う気持ちは、そう思ったきっかけがあったときが一番強いです。

そして、それ以降は、新たな刺激がない限りは時間が経つにつれてどんどん弱くなっていきます。

これは経験がある方が多いのではないでしょうか?

 

やる気は勉強量よりも時間に比例するものです。

問題集を買ったときは買った瞬間が一番モチベーションが高いわけです。

だからモチベーションが高いうちに、なるべく多くを消化してしまうことが効率的なのです。

 

理由2.記憶の維持にかかる時間がどんどん増えるから

単語にしても文法にしても、勉強すればするほど記憶しなければならないことが増えてきます。

これは理解できますね?

 

ところが、せっかく覚えたものも時間と共に忘れていくのが人間の宿命です。

だいたい1週間経つと人間の記憶は2割くらいになると言われます。

だから1週間以内にもう一度復習しなければせっかく覚えたことが台無しです。

 

例えば20日間で1冊終える計画を立てた場合。

覚えたことを1週間後に復習するとしましょう。

その場合、最初の6日は良いですが、7日目には1日目の復習をしなければなりません。

8日目には2日目の復習をします。

そのまま新しい内容と、1週間前の復習を継続していきます。

それが14日目にはどうなるのか?

1週間前と2週間前の復習をすることになります。

つまり、1日目の復習と7日目の復習をしなければなりません。

 

このように、学習時間が長くなればなるほど、どんどん復習に取られる時間が増えていきます。

そして新しいことを覚える時間が削られていきます。

 

では逆に短期間で1冊終える場合はどうでしょう?

例えば5日間で終わらせる計画を立てた場合。

その場合、5日間は復習をすることなく、一気に終わらせることができますね。

とりあえず、一旦、1冊分終えてしまってから、6日目からもう1回復習をやる、という形になります。

この方がメリハリも効いて効率的ですよね。

 

理由3.長期の計画になればなるほど不確定要素が多くなるから

私たちには勉強以外にも仕事や日常の生活がありますから、どんどん予定外の事態が発生します。

例えば、予定外だったけど食事に誘われたり、病気になって勉強が出来なくなってしまうなど。

 

例えば20日間の学習計画を立てて、1日として予定外の事態が起こらず、無事に20日目を迎えるという確率はどのくらいでしょうか?

ほとんど無いと言って良いでしょう。

これはある意味やむを得ませんね。

そして、予定外の事態が起こると、その分、予定していた計画は延ばさざるを得ません。

 

ただ、この予定外の事態が起こる確率は長い期間になればなるほど高まるのはわかりますね?

20日間の間には3回起こるかもしれません。

でも5日間であれば1度で済むかもしれません。

その分、期間を延長しなければならない確率も少ないということですね。

 

このように短期での計画にすればするほど、リスクを減らすことができるわけです。

 

まとめ

買った参考書を長期間で計画的にこなせる人もいると思いますが、多くの人は途中で挫折してしまいます。

挫折の背景として、上記のように「モチベーションの低下」「復習量の増加」「不測の事態の発生」といった理由があります。

これらの要素を取り除くためには、上記のように短期間で取り組むというのが、とても有効です。

参考書を買ったら、一気に1週間以内で終わらせる、このコツは是非覚えておいてくださいね。

 

最後までありがとうございました。