「IELTSはさっさと終わらせて次のステージへ」

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こんにちは。藤本です。

日々IELTSの勉強をしていると、意識がどうしてもそこだけに集中してしまいます。

それは一生懸命に取り組んでいる裏返しなので良いことではあるのですが、あまり長く続くとだんだんと惰性で勉強するようになってしまいます。

だからときどき「何のためにIELTSを勉強しているのか」を思い出すのは大事です。

と言っても「そりゃ留学したいからだよ」という当たり前の答えになるのかもしれませんが、そこで思考停止しないでほしいのです。

もっとさかのぼって「なぜ留学したいと思ったのか」「留学したいと思ったきっかけ」まで思いを巡らせることも時にはしてください。

 

誰にでも留学をしたいと思ったきっかけがあったはずです。

留学経験者に話を聞いて、留学に何かの可能性を感じたということかもしれません。

それはどんな可能性だったでしょうか?

どんな未来を想像したでしょうか?

逆に、留学をしないでいる人生に何らかの問題を感じたということかもしれません。

もし留学できなかったらどんな問題が待ち受けているのでしょうか?

 

私の場合はイギリス大学院留学経験のある妻からの一言

「海外の大学院には多くの国から学生が学びに来ている。特に貧しい国から国費で学びに来ている人は国の命運を背負っている。そういった人たちは間違いなく優秀だし、学びに対する姿勢、目つきが違う。」

という言葉に限りない魅力と可能性を感じて留学を目指すことにしました。

 

人間はさらなる成長を目指すため、あるいは今までの生活に限界を感じるときに、新しい世界を目指します。

そして新しい世界を目指す物語には途中の困難は付き物です。

あなたはその物語の主人公であるわけです。

 

考えてみれば、住み慣れた自分の国を離れて異国を目指すというのは、言うなれば行先も決まっていて快適な電車の旅から、横道に入って自力で進んでいくことを選ぶというわけですから、そこに困難や試練があるのは当然と言えば当然です。

そして今IELTSで苦労しているとしたら、それが新しい世界に通じる道のりにある試練であると思ってください。

 

私が留学を目指して英語の勉強に四苦八苦しているとき、英語の指導を受けていた先生からもらった一言です。

「TOEFLなんかとっとと終わらせてしまって、早く次のステージに進んで欲しい。そのステージがあなたを待っている。」

この言葉を聞いたときは私は四苦八苦の最中だったので「とっとと終わらせる、なんて簡単に言うなよー」と密かに思っていました。

でも今思えばそのときの私は視野が「TOEFLで良い点を取る」ことだけにフォーカスされすぎていたのかもしれません。

「新しい世界に通じる道のりにある試練の時期」って感覚がある今なら、よく分かります。

 

だから多少反発されるのは覚悟で敢えて同じ言葉を贈りたいと思います。

「IELTSはさっさと終わらせて、早く次のもっと大きなステージに進んでください」

 

不思議なもので、「IELTSは大変だ、難しい」と思っているマインドから「IELTSなんてさっさと終わらせるもの」というマインドに変えるだけで、ステージが1つ上がったような感覚になると思います。

その意気でIELTSの勉強に取り組んで下さい。きっと何かが変わりますよ。

最後までありがとうございました。