IELTSの受験戦略

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こんにちは。藤本です。

IELTSを受験する人の多くは留学か移住を目指している人だと思います。

で求められるスコアに関してはオーバーオールのスコアだけの人と、オーバーオールのスコア+各サブセクションのスコアの両方が求められる人がいると思います。

今日はそれぞれのタイプ別の受験戦略について書いてみます。

まずIELTSの受験料ですが、1回25,380円(消費税込み)です。

決して安いものではありません。

だからなるべく受験回数少なく、1回でスコアを出したいという気持ちはよく分かります。

ただやっぱりIELTSは簡単な試験ではないので、複数回の受験を想定して準備をすべきだと思います。

具体的には、オーバーオールだけが必要な人で2回、サブスコアが必要な人は3回の受験は想定した方が良いのではないかと思います。

それぞれのイメージです。

まず、どちらのタイプにせよ、まだ受験したことはない人は、早めに1回受験すると良いです。

公式問題集などで試験の内容などは分かると思いますが、やはり本番独特の雰囲気とか様子は一度受験しないと分からないものです。

一般論ではありますが、最初の受験だと分からないことが多いので、余計なことに気を使ってしまって本当の実力が出ないことが多いです。

だからもし最初の受験で思った通りスコアが出なくても落ち込む必要はありません。

全く実力が伸びていなくても2回目に受験するとスコアは上がることが多いです。

それだけ試験に慣れるという感覚は大事だということです。

ただし、初回受験したときに、課題を明確にすることは必要です。

自分の中での出来た・出来なかったという感覚と実際のスコアのギャップを認識していきます。

またセクションごとのギャップを見て、自分の強い分野、弱い分野を明確にしていきます。

そういった課題を認識した上で、オーバーオールのスコアだけが必要な人は2回目が本命です。

1回目と2回目の試験は少し間を空けてもいいと思います。そして自分の1回目のスコアと目標スコアとの差を意識した上で、しっかりと対策を立てて2回目に臨みます。

サブスコアが必要な人も2回目はまずはオーバーオールで目標を越えることを目的にすると良いと思います。

ひとまずオーバーオールで目標を超えるという経験をすると自信にもなりますし、精神安定剤にもなります。さらにその後にフォーカスすべきセクションも明確になります。

サブセクションのスコアが必要な人は3回目が本命です。

全セクション揃える目的で特に対策が必要な部分に集中して3回目に臨みます。

オーバーオールで目標を超えている人や、各セクションの過去の最高点はそれぞれ目標を越えていて、ただ4つのスコアがなかなか揃わないという人は、3回目以降、受験間隔は短めで良いと思います。

現状のスコアと目標のスコアのギャップが大きい人ほど長丁場になると思いますが、こうして受験するときに自分の中でテーマを持っておくことは重要ですね。

そういった意識で受験戦略を立てて行くと良いです。

最後までありがとうございました。