こんにちは。藤本です。
IELTSのライティングTask2は、ある考えについて賛成、反対意見を述べる問題や社会問題に対する解決策などを書かせる問題が出ます。
このTask2の難しさは、それなりに説得力のある見解を時間内で組み立てなければならないということです。
それも要求される250文字という文字数から考えて、賛成意見にしても反対意見にしても2つ程度は理由を書かなければなりません。
この理由がなかなか思い浮かばないというケースがあります。
理由が思い浮かばないと時間切れとか文字数不足とかの事態を引き起こしてしまいますので、侮れない問題です。
理由を素早く挙げられるというのもIELTSライティングの(本質ではありませんが)大切なスキルなんです。
いつも適当な理由が思い浮かばないという人は、色々なテーマで幅広く使える理由を事前に準備しておくと良いです。
例えば一番簡単なのはコストを理由にするケース。
AとBという選択肢があってどちらが良いかを述べるときは、どちらがコストがかかるかを考えます。そして例えばAの方がよりコストが少なくて済むなら、Aを推す理由の1つにコストを挙げるわけです。
また「新たな雇用が生まれるか」という観点も、結構幅広いテーマで使える理由です。
例えば政府や企業がある施策を推進することに賛成か反対かというテーマなら、それによって新たな雇用が生まれるかを考え、雇用が生まれるなら、賛成理由の1つに雇用のことを書きます。
このように幅広く使える理由を、それを表す英文表現とセットで整理をしておくと、本番で理由を考えるのに使う時間を大きく削減できます。
私はライティングの模範解答などから40個程度、こういった幅広いテーマで使える理由をストックしていました。このおかげで理由とかその表現を考える時間はかなり節約できました。同じ問題で苦労している人は是非お試し下さい。
最後までありがとうございました。