こんにちは。藤本です。
IELTSの最大の特徴の1つはペーパー+インタビュー式の試験だということです。
これはコンピュータの画面上で行うTOEFLとは対照的です。
紙の試験ということで、有利な面と不利な面があります。
例えばリスニングの試験では、先に設問に目を通すことができます。先に設問を知ることによって、集中して聞くべきポイントが鮮明になります。この効果は大きいですね。
リーディングも多くの人は、コンピュータのスクリーンで読むより、紙面で読む方が読みやすいのではないでしょうか。ポイントとなる単語にアンダーラインを引きながら読むことが出来るわけです。
反面、ライティングは大変です。
コピー&ペーストは使えない、文字数はカウントされない、消して書き換えると汚くなるし時間はかかるという3重苦です。
スピーキングの対面方式は、人によってはコンピュータに向かってしゃべるTOEFLタイプが好みという人もいますが、表情やジェスチャーも含めてコミュニケーションを取る対面式の方が一般的にはやりやすい人が多いのではないでしょうか。
日本人のIELTS平均点を見ますと上記の特性が出ていますね。
Academicモジュール日本人平均点(2012年)
リスニング:5.9
リーディング:6.0
ライティング:5.3
スピーキング:5.6
出典:IELTS.org
ライティングの点だけが極端に低いです。
ということで、やはりIELTSのポイントになるのはライティングですね。
ライティングのポイントについても今後投稿していきたいと思います。
最後までありがとうございました。