IELTSスコアが停滞期に入ってしまったら

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こんにちは。藤本です。

今日はスコアの伸び方についてです。

IELTSのスコアがなかなか伸びずに停滞期に入ってしまう人っていると思います。

何を隠そう私もそうでした。

当時はTOEFLでしたが、勉強を始めて最初の半年くらいは順調に伸びたんです。

しかし、その後なぜかガクンとスコアが悪化しました。

そしてそこからまた頑張りましたが、元の水準に戻すのに4か月かかりました。

そして次こそは、と臨んだ試験でまたスコアが悪化したんです。

そこから元に戻すのにまた4か月。

そしてまた落ちる。

こんなサイクルを3回繰り返しました。

仕事で忙しい中、それなりに時間を割いて頑張っていたつもりなのに、その仕打ち。当時の挫折感というのはすごいものがありました。

世の中には努力すれば英語が身につく人と、努力しても英語が身につかない人がいる、そして私はどう見ても後者の人間だと本気でそう思っていました。ザ・何か他のせいにしたがる病です。

でもこんなプロセスを経ながらもあきらめずに頑張っていたら最後の最後にスっと伸びたんですね。

こんな経験をしたので、IELTSで伸び悩む人の気持ちはとてもよく分かります。

英語力の向上って、年齢や語学修得の得手不得手によって異なる部分もありますし、伸び悩む理由として、そもそも勉強のやり方が間違っているということもあるかもしれません。

でも正しく努力しているにも関わらず停滞する時期っていうのは人によってあるのだと思います。

そんなときの最大の敵は「あきらめる」ということではないでしょうか。
世の中、努力の量にキレイに比例して成果が出ないことってたくさんあります。

例えばダイエット。

始めてすぐは、体重は簡単に落ちます。頑張った成果がそのまま体重に現れます。

しかししばらくすると、停滞期に入ります。

同じように頑張っていても体重が減らなかったり、場合によっては体重が増加してしまったりします。実はその間、体は次のステージに向かって変化を起こしていると言われます。

しかし、多くの人はこの段階で挫折してしまいます。

もしここで挫折しなければ次のステージに進めます。

スポーツなんかもそうかもしれません。

何か新しいスポーツを始めたときは、最初順調に伸びていても、あるところで壁に当たります。

実は、その壁に当たる前の段階というのは、やり方とか技術さえ学べば、その人がそのスポーツを始める前から持っている筋力とか、マインドとかのままで到達できるレベルなんですね。

しかし技術だけでは越えられない壁がやってきたときに、体とか精神を鍛え直さなければならなくなります。

そうして心技体が揃った時にその壁って越えられるんですね。

なのでどうしても破れない壁があったのに、その壁をやぶった瞬間に、一気にその後も記録が伸び続けるみたいな例は多くあります。

一方で壁が打ち破れず、脱落していく人も多くいます。その壁を越えるための体と心が作れず、あきらめてしまうんです。
IELTSで一定以上のスコアを出すというのは、英語脳というか英語の感覚が身につくかどうかというのが大きいと思います。

この英語脳を身につけるのに、時間をかけずにスっとつけられる人もいれば、停滞期を経験する人もいると思います。

このあたりは人によって違うかもしれませんが、もし正しい方法で努力しているにも関わらず停滞期に入ってしまった人がいたら、それは脳が英語脳になる準備をしている段階と思うことです。

途中であきらめてやめちゃうとそれまでですから。

最後までありがとうございました。