こんにちは。藤本です。
今回はIELTSリーディングの本番での心構えについて書いてみます。
それはずばり
本文が難しいときは、設問は簡単
本文が易しいときは、設問は難しい
ということです。
どういうことか説明しますね。
本文に初っ端から難しい単語や構文が並んでいる文章に出くわすことってありますね。
テーマはどうやら「哺乳類の脳」についてらしい・・・
こんな文章を目にした時、科学系の文章に苦手意識のある方なら、戦意喪失、内容が全く頭に入ってこない、って感じじゃないでしょうか?
このときに
「本文が難しいときは、設問は簡単」
ということを思い出してほしいのです。
本文が難解なときは、素直な設問になっていることが多いです。
例えば、全く同じ単語を使った設問になっていて、関連箇所が探しやすかったり、紛らわしい選択肢がなくて、簡単に絞れたりとか。
それでバランスを取っているんでしょうね。
だから、本文が難解でも、分からないなりに読んでいけば、何とか解答できることが多いです。
あきらめないで、食らいつくことが大事です。
逆に本文が読みやすい文章があります。
身近なコンピュータの話題だったり、有名人の伝記だったり。
こういう文章はわりとスラスラ読めることが多いです。
そして設問を解き終わった後も
「よし!できた!」
という感触になることが多いです。
しかし、こういうときは要注意です。
設問に引っ掛け問題が多めに含まれていることがあります。
まぎらわしいパラフレーズ、単数形と複数形の違い、助動詞の在り無し、比較級と最上級、こんなわずかな違いを見逃すと、間違ってしまうような設問が含まれます。
こういうときこそ
「本文が易しいときは、設問は難しい」
と考えて、慎重な読み方が必要です。
何だかひねくれた考え方かもしれませんが、常識的なことをやっているとスコアが上がらないのがIELTSです。
ちょっとしたコツですが、こんな考え方を持って取り組んでもらうと良いと思います。
それではまた。