ライティングの添削結果と本番の結果になぜ差があるのか?

こんにちは。藤本です。

最近立て続けに頂いたご相談がありましたのでシェアしてみたいと思います。

それは、

「ライティングの添削サービスで出るスコアと本番のスコアとのギャップがある」

というご相談です。

ということで、本日はこのご質問に答えていきましょう。

 

まず添削と本番でギャップがある理由は、2つの可能性があります。

 

1つは今受けている添削の基準が甘いということ。

私も以前添削を受けたときに経験がありますが、添削してもらって得られていたスコアから本番は1.0ぐらい下になるというのはよくあることでした。

今改めて当時の添削を振り返ると、ちょっと甘めのスコアをもらっていたような気もします。

 

もう1つギャップが生まれる可能性は、本番の時間のプレッシャーのある中では、普段の力が出せていないということです。

実際にはこちらの要素の方が大きいかもしれませんね。

 

私のライティング対策講座では、普段時間をかけて書いてもらったものを添削していますが、コースの最後に時間を計って本番と同じ環境で書いてもらう練習をします。

この練習のときは、普段の添削のレベルから2-3割低い品質になることはよくあります。

それぐらい60分という制限時間の中で書くということは、普段の力が出せないのです。

 

それではどうすればよいのか?

 

普段の添削時から、本番を想定した時間制限を意識することは重要です。

が、無理して時間内で書いたものばかりを添削してもらうのもどうかと思います。

時間があれば本当はきちんと書けたような内容についてフィードバックをもらっても「時間があれば書けた」と思うばかりで身につかないからです。

 

それよりは、添削については

「自分としてはこれ以上ない出来栄えだ」

と思えるものを作って、そのうえで添削を受けた方が、自分が気づかなかった、知らなかったフィードバックが得られるので、プラスになります。

 

ということで添削の受け方としては、

ひとまず時間制限内で書いてみる

そして、そのあとは自分が満足するまで加筆・修正したものを提出する

という方法が良いと思います。

 

そして

自分が本番で目標とするスコアの0.5~1.0ぐらい上のスコアをコンスタントに出せるようにする

ということを目指すと良いです。

 

そのくらいのスコアが出せるようになれば、本番の力が出しにくい環境でも、目標スコアが取れる可能性が高くなります。

 

是非、そんな心構えで、添削サービスを使ってもらうと良いと思います。