頑張るレベル

こんにちは。藤本です。

スカイプレッスンをしたとき、特に1回目のレッスンを終えた後、生徒さんから

「ここまで必要なんですね。。。」

という感想を頂くことがあります。

これが、スカイプレッスンを受けて頂く1つの効果だと思います。

 

勉強をするときに、その人が思う「ここまでやれば良い」という水準は、人それぞれバラバラです。

ある人は、1日単語を10個覚えることを「頑張った、もう十分」と言うかもしれないですし、ある人は1日単語を200個覚えても「まだまだ」と言うかもしれません。

ある人は、一度問題を解けば「終わった」と思って二度とその問題を見ないかもしれないですが、ある人は何度も何度もその問題を繰り返します。

その絶対的な基準というのが世の中に無いので、人それぞれバラバラなんです。

 

しかし、スコアが伸び悩んでいる場合の多くは、この「自分で設定した頑張ったレベル」が、実際はまだ十分でないことが多いんです。

結果が出ないというのは、つまりはそこに原因があることが多いんです。

 

例えば、スポーツにしても、音楽にしても、ビジネスにしても、素人が、プロの練習風景とか活動とかを見たら、「こんなことまでやるんだ」ってことがたくさんあると思いませんか?

プロのレベルからしたらそれは当然のレベルなんです。

でも素人のレベルからしたら、考えてもいなかった、びっくりすることだらけでしょう。

でも、もしそのレベルの違いに気づけたら、その後その人は、自分の限界値を高めることが出来て、その結果、上のレベルに近づくでしょう。

 

私自身も、スコアが伸び悩んでいるときと、自分よりスコアが高い人の話を聞くことで、その限界値の違いに気づかされました。

そんなところまでやるのか、という気付きが得られたことが、目標突破の大きな原動力だったんですね。

 

なので、私はなるべくその水準が分かるように講座の中で宿題を出したり、その実施内容を確認するようにしています。

これは、私が確認したい、というよりは、本人に気づいて欲しいからなんです。

 

「こんなにも、まだやってないことがあった」

「出来ないと思ってたけどやったら出来るもんだな」

「そんなこと気にしてなかったけど、実は大事なんだ」

そんなことに気づいて欲しいんですね。

 

早い人は初回のレッスンで、

「まずい、今までのやり方は、全然徹底度とか、行動量が足らなかった」

と気づいてくれます。

この気付きが早期のIELTS卒業をもたらしてくれます。

 

多分、このことは、IELTS以外のあらゆる分野で大事です。

成長したければ、自分よりレベルの高い人に、その人の行動量とか、準備の徹底度合いとか、意志の強さとか、そういうのを学ぶと良いですよ。

 

ではまた今日からの1週間頑張っていきましょう!

Have a good day!