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IELTSリスニング対策

IELTSリスニングで7.0取るための3つのトレーニング方法

投稿日:2017年1月30日 更新日:

聞き取れない・・・そんな悩みを解消したくないですか?

 

こんにちは。藤本です。

今日はリスニングの対策についてまとめてみようと思います。

 

0.リスニング以前の課題チェック

まずは、聞き取れていない原因をチェックしましょう。

リスニングが聞き取れない原因は大きく、

①そもそも単語力や構文把握の知識が足りない
②単語や構文が分かっても耳から入ってくる英文を処理できない

の2つに分かれます。

 

これをチェックするためには、まずIELTSのリスニング問題を、スクリプトを見ながら、リーディングの問題として解いてみて下さい。

もしスクリプトを見ても正解が導けない場合は、①が原因です。

すなわち、リスニング力以前に、単語力や構文把握の力が不足しています。

その場合は、先にリーディングの力をつけた方が良いです。

見て分からないものは、聞いても分からない、というわけです。

 

リーディングのトレーニング方法は以下の記事が参考になります。

IELTSリーディングをスキャニング無しで7.0取るコツと対策

同じ問題を4回読み直してリーディング力を強化する方法

 

もし、スクリプトを読めば解けるけど、音源を聞くだけだと答えられない、という状態なら、②が原因になりますので、以下のトレーニングを実施していきます。

全部で3つあります。

 

1.精聴のトレーニング(シャドーイング)

まず最初にお話するのが精聴のトレーニングです。

 

1-1.精聴とは?

精聴とは、一言一句を正確に完全に聞き取れるようにするトレーニングです。

このトレーニングの目的は細部を聞き取れるようにすることです。

読めば分かる文章なのに、耳から聞くときに細部が聞き取れていなくて、構文が理解できないときに、この精聴を行うと良いです。

 

精聴のトレーニング方法として最適なのがシャドーイングです。

シャドーイングとは、音源を聞きながら0.5秒くらい遅れて、聞こえた通りの音を口から発する練習法です。

昔からリスニング力強化にはシャドーイングが効果があると言われてきましたが、最近学術的にも効果があると認められるような研究結果が出たりしています。

 

1-2.シャドーイングの注意点とは?

このシャドーイングはいくつか方法に注意点があり、それを守らないと労力の割に効果が出ないということになります。

その注意点をまとめてみます。

・あらかじめ構文や意味が完全に理解出来ている音源を使う
・口から発する文章は、冠詞や三単現のSを含めて100%再現できるようになるまで何度も同じ文章で行う
・100%再現できるようにしようと思うと時間がかかるので、一度に実施するのは短い文章で良い(1-2分程度)
・1週間ほど連続して行う

シャドーイングとは労力がかかるトレーニング方法なのですが、このいずれかが欠けると効果は半減してしまいます。

効果が見えないと、労力がかかるトレーニングを続けるモチベーションが持たなくなります。

よって、多くの人がシャドーイングを中途半端にしたままいつしか辞めてしまうんです。

 

音源としては、スクリプトがある正しい英語であれば、どれでも良いのですが、身近なところでは、IELTS過去問の音源で良いと思います。

この音源を一気にシャドーイングするのではなく、1-2分の音源に区切って、その1-2分の音源のシャドーイングを1時間くらいかけて仕上げていくイメージです。

 

理想的には、1週間シャドーイング集中週間と決めて、毎日1時間、シャドーイングを行ってください。

シャドーイングは2日やらないと、それまで積み上げたものがゼロになるようなところがあります。

なので、頑張って1週間は続けます。

 

尚、シャドーイングを行う際に、英語が早すぎて、口がついていかない、という現象が起こるかもしれません。

そのときは一旦イヤホンを外して、暗唱というプロセスを取り入れて下さい。

要はその文章を暗記して、口で発音をそのまま覚えるということですね。

そのプロセスがあると口がついていかないということもなくなりますので、暗唱を完成させたのち、再びシャドーイングに戻ってください。

 

1-3.その効果は?

まずは1週間毎日実施してみて下さい。

本当に集中して実施できれば、1週間で効果が実感できるようになります。

感覚としては、一言一句がはっきり聞こえるようになる感覚です。

このはっきり、くっきり聞こえるようになる、というのがシャドーイングの効果です。

 

だから、どれだけはっきり聞こえても、元々の文章の単語とか構文が分かっていないと、意味が分かるというところまでは行かないです。

ここ勘違いしがちなので気を付けて下さいね。

 

しかし、あらかじめ単語、構文が分かっている文章であれば、クッキリ聞こえる分、余裕をもって意味を解釈することが出来ます。

1週間後に、この効果を味わってください。

 

2.多聴のトレーニング(ニュース音源)

2つ目のトレーニングは多聴です。

 

2-1.多聴とは?

多聴とは、それまで聞いたことない音源を初めて聞きながら中身を理解していくトレーニングです。

シャドーイングは、わずかな量の英文を繰り返し何度も聴いていくので、そのうち内容を覚えてしまって、聞き取れているような感覚に陥ってしまうことがあります。

それを補うのが多聴で、初めて聞く音源でも、集中して理解していくようにします。

 

こちらも毎日聞くことが理想なのですが、毎日違う音源を聞くとなると、一番理想的なのが英語のニュースを聞くことです。

慣れないうちは、NHKの英語ニュース、慣れてきたらBBCのニュースが、それぞれお勧めです。

ニュースであれば、毎日違う音源ですし、アナウンサーが正しい英文をしゃべってくれます。

このニュース音源を毎日聞くと良いです。

 

2-2.多聴の注意点とは?

多聴時に意識を集中するポイントは3つあります。

・構文(SV構造)を取る
・意味を取る
・一旦集中力が途切れても、すぐ次のセンテンスから集中力を回復する

 

おススメするのは、この3つとも同時にやらないということです。

一気に3つ同時にやろうとしても、どれも中途半端になります。

 

まずは構文を取ることから始めて下さい。

構文(SV構造)を取ることに意識している間は、意味を取ることは一旦忘れて良いです。

ひたすら、主語と述語の構造を取ることだけに意識を集中します。

 

それが出来たら次は、意味を取る練習をしていきます。

分からない単語があっても、頑張って意味を取るようにしていきます。

 

最後に集中力のリカバリーの練習です。

長く英語を聞いていると、どうしてもついていけなくなったり、集中力が乱される場合があると思います。

しかし、そこで残りの音を流して聞くのではなく、再度集中力を取り戻すように頑張ってついていくようにします。

 

これら3つを個別に意識しながらトレーニングをしていくと良いでしょう。

時間は、1日20分程度で十分です。

 

それ以上聞いても良いですが、間違っても聞き流したりするようなことの無いようにして下さい。

聞き流すクセがつくと、そのまま本番でも聞き流すクセが出てしまいます。

集中力が切れて聞き流すくらいなら、最初から聞かない方がマシなくらいです。

時間を決めて、集中して実施しましょう。

 

2-3.その効果とは?

多聴を続けると、初めての音源でも、普段と同じような平常心で聞けるようになります。

また集中力の持久力がつきます。

 

IELTS受験時に、最初のリスニングで緊張してしまって、頭から集中して聞くことが出来ないということはよくあることです。

また逆に、最初は順調に聞き取れていても、ある1つの単語が分からなかったおかげでペースが乱れ、残りはただ表面的に音だけが流れているように感じて終わってしまった、ということもありがちだと思います。

多聴を継続していれば、集中力を持続したり、例え一度集中力が切れても、次からすぐに回復できるような、そんな効果が現れます。

 

3.本番対策のトレーニング(公式問題集)

3つ目のトレーニングは、IELTS本番を意識した本番対策です。

 

1.問題先読みの練習

IELTSリスニングの特徴は、問題を先に読むことが出来る、ということですね。

この特徴を利用しない手はありません。

やってみればわかるのですが、全く問題を知らないで、音源を全体的に聞いて、後から質問に答えようとするのと、先に問題を知っておいて、その情報だけを聞き取るように神経を集中させて聞くのとでは、解答の正解率のみならず、音源の理解度も大きく異なります。

なので、問題を先読みして、何について今から話があるのかを予想しておく、というのは非常に重要です。

本番対策の1つ目は、この問題先読みに慣れておくという練習をしておきます。

 

問題先読みの練習は、IELTSの公式問題集を使って、音源を聞きながら本番と同じ環境で練習をします。

しかし、選択肢問題などは、問題を先に読み終わらないという人も多いようです。

その対策としては、以下のように考えます。

 

まず最初1-5問目の音源が流れる前に、問題を先読みする時間が取られます。

この時間に素直に1-5問目の問題だけを先読みしない、ということです。

6問目、7問目、できれば8問目くらいまで先読みをしておきます。

 

そして、5問目の音源が流れ終わった後、次に6-10問目の設問を先読みする時間が取られます。

このときは、先ほどの続き、9問目から読み始めて、14問目くらいまで先読みをしておきます。

 

このように問題先読みは、どんどん前半に貯金を作っておき、時間が取られる15問目以降の選択肢問題を読み取るときに、その貯金を使っていきます。

そのように問題先読みの練習をしていきます。

 

問題先読みに関してはこちらの記事も参考にしてみて下さい。

IELTSリスニングの選択肢問題が苦手なあなたの処方箋

 

2.パラフレーズの感覚を養う

もう1つ、選択肢問題の特徴として、設問文や選択肢で使われている英文は、音源の英文からパラフレーズされる、という特徴があります。

例えば、選択肢問題を解く際の1つのマインドセットとして、

「はっきり、くっきり聞こえた単語がそのまま使われている選択肢は大抵間違った選択肢」

ということを考えておくと良いです。

 

「何だかよく分からないけど、この単語が聞こえたから、その単語が使われている選択肢が正解かな~」

という感じで回答すると大抵間違いです(笑)

IELTSの問題がそのように作れらているんですね。

 

同じ意味を別の単語で表現するパラフレーズが多用されるのが、IELTSのリスニングの問題なので、公式問題集を解きながら、その感覚を養っていくと良いでしょう。

 

パラフレーズについてはこちらの記事も参考にしてみて下さい。

IELTSリスニング選択肢問題の究極のポイントは?

 

4.リスニングトレーニングのスケジュール

ここまで3つのトレーニング

1.精聴
2.多聴
3.本番対策

を説明してきました。

では、この3つのトレーニングをどのような頻度と割合で取り組めば良いでしょうか?

 

まず頻度としては、必ず毎日英語を聞く機会を作るようにします。

毎日です。

1日聞かない日があると3日後退すると考えて下さい。

短い時間で良いので継続するようにします。

 

そしてリスニングは寝だめが出来ないのと同じで、聞きだめが出来ません。

もしリスニングの時間が10時間取れるとしたら、1日にまとめて10時間聞くよりも、10日間毎日1時間という配分にして下さい。

そもそも1日10時間も集中して聞くことなんて出来ません。

トータルの時間よりも、集中した時間が、継続期間が、リスニング向上には効く、と考えて下さい。

 

次に3つのトレーニングの割合ですが、

・前半は精聴がメイン、多聴はサブ
・後半は多聴の割合を多めに
・本番1-2週間前から本番対策

こんな感じで計画してみて下さい。

 

例えば2か月後にIELTSの本番があったとすると、最初の1か月はシャドーイングがメインですね。

毎日シャドーイングを1時間やるというのが無理なら、難しい日は既に仕上げたシャドーイングの復習をしたり、多聴を取り入れるなどして維持していきます。

次の1か月は、徐々にシャドーイングよりも多聴を増やしていきます。

毎日ニュースを聞き、残った時間は既に仕上げたシャドーイングを再度実施してみたりします。

そして、最後の2週間は、多聴、精聴を継続しつつも、本番対策をメインにしていきます。

こんな感じで本番に向けて仕上げていきます。

 

5.まとめ

リスニングのトレーニング方法をまとめてみました。

正直、面倒なトレーニングもあると思います。

特にシャドーイングとか本番対策とか。

これ避けたり、やっても中途半端にやって3日で終わらせてしまう人が多いと思います。

でも、これをきっちりやったら、リスニングは上がりますよ。

苦手な人は何とか頑張ってみて下さいね。

 

 

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