IELTSを取り組んでいる人の多くは海外留学が目標だと思います。
では、その海外留学することの目標とは何なのか？
今日は、直接IELTSの話からは離れますが、そんなテーマを書いてみたいと思います。
その目標を意識することで、IELTSに対しての取り組みも変わってきます。
こんにちは。藤本です。
留学することの目標は何？
って聞かれたら、当然「～を学ぶこと」という答えが出てくる人が多いと思うんですよね。
ビジネスを学ぶとか、デザインを学ぶとか、医療を学ぶとか、ですね。
加えて「英語を学ぶ」とか「海外の生活を経験してみる」という目標も出てくると思います。
それらはそれらでOKです。
私自身も、ビジネスに必要な知識を体系化して学びたいという思いで、留学しました。
自分で言うのもなんですが、この「ビジネス知識を体系化したい」という思いは留学した人たちの中でもかなり強い方だったと思います。
なので、授業の内容を自分で後から見られるようにノートにまとめたり、そこから自分なりの整理をしたりもしていました。
ただ、留学してから8年。
卒業後の私に大きな影響を与えたものは何か？
今現在の私に当時留学したときの何が残っているか？
と聞かれたら、それは、あのときあれだけ情熱を注いで学ぼうとしていた授業での知識ではありません。
もちろん知識としては残っていますが、私の人生に圧倒的に影響を与えたのは、それではありません。
私に影響を与えたのは、留学したことで見ることになった多様な価値観、選択肢です。
特に、働き方で起業という選択肢を知ったこと、生活において海外移住という選択肢を知ったこと、これが私が留学で得た最も大きなものだったと思います。
そんな私の経験上、留学の目標には、何かの知識を学ぶということに加えて
「留学を通じて、世界観、人生観、仕事観を形成する」
ということを意識すると良いのではないかと思うのです。
いわゆる「自分探し」と似たイメージではありますが、「自分探し」のようなぼんやりしたものではなく、もっと切り口を具体化した感じです。
世界観 ＝ 世界の多様性を理解し、その中での日本の位置づけについての見解を持つ
人生観 ＝ 人生の残り時間を意識したときの時間の過ごし方と優先順位についての見解を持つ
仕事観 ＝ 働き方とお金の価値についての見解を持つ
これらは、ただ単に本から学んだり、人から聞いた話として知っているだけの状態だと、世界「観」とか人生「観」とか仕事「観」というものになりません。
ただの「知識」です。
しかし、実際に経験して、それをベースに腹の底から理解した独自の見方を持つことで、世界観、人生観、仕事観に昇華します。
「世の中はこう言っているけど、自分は経験上こう思う」
という見解ですね。
こういったものが得られると、本当に変わります。
人に流されることがなくなります。
独立して、好きな選択肢を選ぶことが出来るようになります。
この世界観、人生観、仕事観を形成するのに、最適な期間が海外留学期間なのです。
留学することで、日本以外の国の生活レベルや文化を肌で実感し、世界各国から集まるクラスメイトと話すことで、それらの国との違いを知る、
日本では当たり前の生活スタイルや労働スタイルと異なる価値観に触れることで、違った生活の仕方や働き方を知る、
そんな機会がたくさん転がっているのが留学期間だと思います。
そこで得られた経験をベースに、世界観、人生観、仕事観を作っていくわけですね。
今、IELTSを頑張っているあなたには、是非そんな留学生活を送って欲しいなと思います。
さあ、その前にIELTSです。
そんな未来を迎えるために、今はIELTSをさっさと卒業することに集中しましょう。
～今日のメールセミナー感想～
「気軽に何度も見返せるところが助かりました」
今回は沢山の素敵な情報を提供して下さって、本当にありがとうございました。
提供して下さった情報を無駄にしないよう、進路選択の際に役立たせていただきます。
・メールセミナーに登録されたきっかけは何ですか？
私は今高校1年なのですが、留学を視野に入れて勉強しています。
IELTSを受けなければいけないと思い、勉強法を模索しておりました。そこで目に留まったのがこちらのメールセミナーでして、無料ならばと、登録させていただきました。
・メールセミナーを読んで良かったのはどのような点ですか？
まずはメールセミナーと言うことで、じっくり読めるのが良かったです。気軽に何度も見返せるところが助かりました。
つぎに、しっかりとした説明と共に盲点を突いて下さることです。
直ぐに実践できる情報から、テスト本番の過ごし方まで、幅広いパターンがあったのも、嬉しかったです。
大変お世話になりまして感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
（一部抜粋）
Have a good day!
