今日の話は、IELTSの勉強に対して今一つやる気が出ない人に向けて書いてみました。
やる気が低下したときに読み返すと良いですよ。
こんにちは。藤本です。
1年後のあなたを想像しながら読んでみて下さい。
今、2017年の12月です。
あなたは今年1年かけて、それなりにIELTSの勉強に取り組み、そして本番の試験に臨んでいます。
実は、この試験はあなたにとっては最後の受験チャンスです。
この試験を最後に、現行のIELTSは廃止され、次回から新たなIELTS2という試験に移行することがつい3週間前に発表されました。
このIELTS2は、これまでとは全く異なる対策が必要な上に、かなり難化するとの噂で、この12月の試験で結果が出なければ、あなたは留学をあきらめるつもりでいます。
試験が始まりました。
ベストは尽くしたつもりでしたが、これまでと手応えとしては大きく変わらないまま試験はあっという間に終わってしまいました。
2週間後。
最後の奇跡を信じて結果を見たあなたは固まります。
L5.5、R6.0、W5.0、S5.5 OA5.5
これまでと変わらないあまりに平凡なスコアです。
当然、出願できるスコアではありません。
「終わった・・・」
あなたは真っ白な頭のまま、椅子にもたれかかります。
これから、留学をあきらめる、という現実を受け入れなければなりません。
あなたの留学を応援してくれていた人たちの顔が浮かびます。
「留学するって親に宣言したけど、あきらめるってどう伝えたらいいんだろう。。」
「友達にも、留学のために勉強しているって言っちゃったけど、どうしよう。。」
と同時に、この1年自分は何をやってきたんだろうという思いが浮かんできます。
「学習スケジュールを作っても、いつも仕事を言い訳に3日くらいしか守れなかったな。。。」
「シャドーイングも、1-2回やっただけだったな。。。」
「過去問もあまり解かなかったな。。。」
「頑張ってたつもりだったけど、もっともっと出来ることがたくさんあった。。。」
そんな1年間の自分への甘さを噛みしめていると涙が出てきました。
その日は真夜中まで眠れずにいました。
明け方、いつの間にかウトウトしていたあなたの夢の中で神様が出てきます。
「もしおまえが望むなら、1年前に時間を戻してやろうか?」
あなたは頼みます。
「お願いします!時間を戻してください!」
神様は無表情であなたの目をじーっと見ています。
あなたは必死で続けます。
「どうしても留学したいんです!やり残したことがあるんです!もう一度お願いします!」
目が覚めると2017年の1月でした。
あなたは生まれ変わりました。
1年分の時間が取り戻されました。
この時間をどう使うかはあなた次第ですよ。
Have a good day!