IELTSのライティングは小学生に向けて書け

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IELTSはさっさと卒業して光をつかめ!
IELTSトレーナーの藤本です。

3連休はどう過ごしていますか?

私は実家に戻って少し休憩しています。

今週は、後半東京に行く予定もあって、少しだけ慌ただしいので今はゆっくりしています。

 

さて、今日はライティングの話です。

IELTSのライティングでスコアが伸び悩んでいる人には、1つの特徴があります。

それは、書いている内容が「難しすぎる」ということです。

表現もそうなのですが、ロジックが難しい人が多いんです。

ロジックが難しいというのは、どういうことかというと、途中の説明が抜けていたり、話が抽象的過ぎたりということです。

 

人間というのは成長するに従って、だんだん抽象的なものごとを扱えるようになります。

例えば算数・数学の世界では、最初は、りんごの数を数えて、足し算とか引き算を理解していたのに、ケーキを人数分に割る話で、割り算を理解していたのに、いつの間にか、4次元とか虚数とか、触ったり見たりできない世界を扱えるようになります。

それと同じで、小学生のときは、1つ1つ話を詰めていかないと理解できないのに、大人になると、その間にあるロジックがどんどん省略されていって、途中の説明なしに理解できたりするようになります。

 

例えば、

「普通の人は都心のど真ん中で庭付き一戸建ての広い家には住めない」

ということは、まあ大人だったら普通に理解できると思います。

ですが、ここには、家の値段とか、都心の土地の高さとか、普通の人が支払える金額とか、といった概念が前提知識としてあるから理解出来るんです。

 

同じことを小学生に言ったら

「なんで?」

と言われるだけです。

小学生は、家の値段とか分からないからですね。

 

だから小学生に説明しようと思ったら、

「都心の土地ってのはめちゃくちゃ高くてね、例えば畳1枚の土地を買うのに××円必要なんだよ。そこに広い家を建てようと思うと、普通の人が一生かかって働いても稼げないお金が必要なんだよ。だから、普通の人は、都心のど真ん中で庭付き一戸建ての広い家には住めないのよ。」

という感じで説明しますよね。

相手が分かるように、1つ1つ前提知識を教えながら、分かりにくいところは例を交えながら、伝えますね。

 

この感覚が、IELTSのライティングには必要なんです。

相手が、自分と同じ前提知識を持っていると思っちゃいけません。

とにかく一歩一歩、丁寧に。分かりにくければ例を挙げて書く。

常に頭の中で、小学生を顔を思い浮かべながら「なんで?」と聞かれている様子を想像しながら、説明してあげましょう。

それが、ライティングを攻略する1つのコツだったりします。

 

今日の記事いかがでしたか?

色々、例を挙げて、丁寧に説明したつもりです(笑)

こんな感じでライティングを書いてみてください。

 

 

~今日のメールセミナー感想~

「10日間、毎朝「なるほど~!!!」と目から大量に鱗をこぼしながら(笑)拝読させていただきました。」

10日間、毎朝「なるほど~!!!」と目から大量に鱗をこぼしながら(笑)拝読させていただきました。

私はまだIELTS未経験者です。
こちらのメールセミナーで紹介されていた勉強法や心構えを少しずつ実践し、今月末の初受験に向けて日々IELTS対策に励んでいます。

メールは導入部分の小話(?)から読み やすいよう工夫がされており、毎朝9時にパソコンを開くのが楽しみでした。

私と同じようにIELTS対策をどうすれば良いのか途方に暮れている人はもちろん、スコアアップの突破口を 求めている人には是非お薦めします。

(一部抜粋)

 

これからIELTS対策が必要な方は、こちらからどうぞ。

※最近、メールが届かないケースが増えています。注意事項をよく読んで登録してみてください。

それでは、また。