こんにちは。藤本です。
「ゼロからOA6.5を目指す」シリーズの11回目です。
このシリーズではTOEIC400点レベルからIELTS6.5に持っていくまでのプロセスを書いています。
今回はスピーキングの具体的なトレーニングの話です。
前回、スピーキングは、想定される質問に対してスクリプトを準備するのが有効という話をしました。
で、そのステップをお話します。
まず想定されるスピーキングの質問を集めていきます。
これはインターネットや参考書などから集めていきます。
次にその質問を分類します。
分類の基準は人それぞれですが、同じネタや同じ表現が使えそうな質問に分けていきます。
そして、まずは想定される質問に対するネタを考えていきます。
いきなり細かくスクリプトを作り込むと時間がかかるので、最初に何をしゃべるか、というネタだけ準備していく感じですね。
このときに、1つのネタで複数の質問に答えられそうな、そんなネタがたくさんあると、後々スクリプトを準備するときに楽になります。
ネタが一通り揃ったら、そのネタをスクリプト化していきます。
このスクリプトが正しいかどうかは、出来れば誰かにチェックしてもらいます。
ライティングの添削と同じですね。
最も手軽なのは、スカイプ英会話サービスを利用することですね。
英会話で、実際にスクリプトを試してみて、修正が入れば、その修正されたスクリプトをアップデートしていきます。
スクリプトも作りっぱなしでは意味がありません。
完成したスクリプトは暗唱して、自分の表現にしてきます。
この暗唱した表現が一定以上を越えると、色々な表現が頭の中でつながって、準備した通りの表現でなくても、多少カスタマイズして、その場で使えたり、別々のスクリプトの表現をつなぎ合わせて新しい表現が作れたりするようになります。
最初は50問分くらい、それがマスター出来たら100問分、150問分と分量を増やしていくと、その分応用範囲も効いてきます。
そんな感じで、スピーキング対策を進めていってください。
さて、このOA6.5を目指すシリーズも、これで4つのセクションのお話を終えました。
次回はいよいよシリーズ最終回で、全体のまとめ的な話をしようと思います。
~今日のメールセミナー感想~
「勉強の始め方を知ることができて良かったです。」
初めまして。
教材を何冊か買い、何から手を付ければ良いか分からなかったので勉強の始め方を知ることができて良かったです。
多分自分のレベルで受けようとする方は少ないと思いますが参考になりました。
(一部抜粋)
※最近、メールが届かないケースが増えています。注意事項をよく読んで登録してみてください。
それでは、また。