こんにちは。藤本です。
「ゼロからOA6.5を目指す」シリーズの10回目です。
このシリーズではTOEIC400点レベルからIELTS6.5に持っていくまでのプロセスを書いています。
何だかんだで10回目ですね。
このシリーズは後半にかかっていますが、もう少し続けます。
今回は表現力の話です。
まず最初に、ライティングで6.0を取るには、正直高度な表現力は不要だということを理解しておきましょう。
もうベタベタな幼稚な表現でもミスがなく理解は出来る、そして論理展開がビシっと決まっていたら、それで6.0です。
だから変に表現力を凝ったりしないことです。
それよりも何十倍も重要なのが、ミスを無くすこと、不自然な表現を無くすことです。
ライティングは6.0取れるまでは、とにかくそのことに注力しましょう。
もし6.0から6.5、7.0と上げていくには、少し難しい表現も取り入れていきます。
でも難しい表現を使うにしても、大前提はミスがなく、自然であることです。
難しい表現を使っていながら、ミスがある文章というのは、かえって目も当てられない文章になります。
同じミスをするなら、簡単な単語と表現を使っていた方が、まだ何が言いたかったのか想像がつきます。
でも、一般的でない単語を使って、小難しい構文を使って、ミスがあると、何が言いたいのか想像も出来ないんです。
ダメージが大きすぎるんですね。
だから6.0取れるまでは、とにかくミスを無くすこと、自然な表現にすることを優先します。
じゃあどうしたら良いか?
これは、英借文と添削の繰り返しです。
英借文は、解答例やリーディングの題材から、良いなという表現をひたすら抜き出して覚えて、使う、ということです。
6.0無い人は、自分で英作文をすると、どこかミスがあったり、不自然な場所があると考えた方が良いです。
なので、どこかで使われている文章をひたすら借りる、という作業をしていきます。
このときに、1冊専用のノートを作ります。
そのノートの左側に日本語、右側にどこかから抜き出した英文を書いて、蓄積していきます。
そして、それを毎日見て、日本語から英文が再現できるように覚えるということです。
その表現を覚えたら、ここでも添削サービスを使っていきます。
論理展開と同様、間違った表現とか、自然でない表現というのは、自分では気付けないものです。
添削を受けてフィードバックしてもらった指摘事項は、先ほどのノートに記載していきます。
やっぱり左側に日本語、右側に英文で。
丁寧に作るなら、自分が間違った表現と、訂正された箇所も記載しても良いと思います。
文法ミスは、よほど頭に叩き込まないと同じミスを繰り返しがちなので、徹底してミスを無くしていきます。
こうして、6.0取るまでは、ノート作りと添削のサイクルを回していきましょう。
これでライティング力は確実に高まるはずです。
ということで、今日はここまでに致します。
~今日のメールセミナー感想~
「とても参考になることも多く、ぜひ息子に伝えたいと思います。」
藤本様
メールありがたく読ませていただいております。
このメールは、海外へ留学している息子のために申し込みました。
いまは、トフルの勉強をしておりますが、昨今大学受験でも、トフルのほかにIELTSでのスコアも出せる大学が多くなったので、IELTSも受けてみるよう考えているところでした。
とても参考になることも多く、ぜひ息子に伝えたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
(一部抜粋)
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それでは、また。