ゼロから6.5を目指すシリーズ⑤ リスニングの鉄則

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こんにちは。藤本です。

「ゼロからOA6.5を目指す」シリーズの5回目です。

このシリーズではTOEIC400点レベルからIELTS6.5に持っていくまでのプロセスを書いています。

 

前回は、単語と文法のインプットについてお話をしました。

今回からいよいよスコアに直結するセクションごとの話に入っていきます。

今日のテーマは「リスニングの鉄則」です。

 

リスニングのトレーニングは当然英語を聞いていく作業が必要になるのですが、その英語を聞く作業にも、いくつか鉄則があるので、まずその鉄則から説明しましょう。

 

鉄則1.集中して聞くこと

よく「聞き流しってどうですか?」と聞かれることありますが、少なくともIELTSで6.5を目指すなら、聞き流しはほとんど効果が無いと思ってください。

これは、私個人の意見だけでなく、英語が出来る人、かなりの人数に聞いた結果です。
全員一致して、「聞き流して聞けるようになるとは思えない」という答えでした。

だから、恐らくですが、聞き流して聞けるようになることは無いと思います。
のみならず、変に聞き流すクセがつくと、本当に必要な時も聞き流してしまいます。

リスニングのトレーニングは集中力との勝負になります。

集中して聞いた時間だけが、リスニングのトレーニングとしてカウントして良い時間と思ってください。

そして、その集中するという度合いも、MAXレベルで、「何も見えてない、何も感じない、ただ耳だけが音に集中している」みたいな、そんな鬼の集中力で聞くようにしてみて下さい。

最初は1分も持たないかもしれません。でも継続していけば徐々に長い時間集中力が持つようになっていきます。

 

鉄則2.毎日聞くこと

リスニングは他のセクションに比べて力が落ちやすいです。

なので、リスニングを強化する期間は、原則毎日聞いてください。

忙しいときは、1日10分でも良いです。

どんなに忙しい人でも、仕事中トイレの個室に10分くらいこもることは出来るでしょう。

その10分で、鬼の集中力を発揮して聞いてください。

 

鉄則3.構文に集中すること

リスニングのトレーニングで音を聞くときは、意味を取るよりも構文を取ることに意識を集中すると良いです。

内容については、単語の意味と構文がつかめれば自然に捉えられるようになります。

逆に、構文が取れなければ、聞き取れた単語だけから意味を無理矢理考えるようになって、複雑な構文になると太刀打ちできません。

それから、構文と意味と両方一遍に取ろうとすると、脳が2つの処理をしなくてはいけないので、最初は良くても1分、2分経ってくると脳が追いつけなくなります。

よって、トレーニング段階では、まず構文を取ることに集中してください。

特に主語と述語です。この2つさえしっかり捉えられたら、何となく意味は伝わります。

 

以上の鉄則を理解してトレーニングをしていきます。

 

トレーニングの方法は大きく3つ。

「精聴」「多聴」「本番対策」です。

この3つを組み合わせてトレーニングしていきます。

 

「精聴」は同じ音源を何度も聞いて、完璧に聞き取れるようにする方法、

「多聴」は新しい音源をどんどん聞いて、初めて聞いた音でも聞き取れるようにする方法、

「本番対策」は、IELTSリスニングセクションの出題形式に沿って回答力を磨く方法です。

 

トレーニング期間の前半は精聴がメインで、多聴は少しだけ、後半になるにつれて、多聴の割合を増やして、精聴の割合を減らします。本番近くになったら本番対策も取り入れます。

それぞれの具体的な方法は、ちょっと長くなるので、次回の投稿にしたいと思います。

では、今日はここまでに致します。

 

 

~今日のメールセミナー感想~

「毎回メールを読んで励まされていました」

初めまして。

メール購読して大変為になり、毎日メールが届くのを楽しみにしていました。

私は今NYに留学しています。来月で3年目になります。

全く英語が話せない状態でNYに来た当初と比べたらコミュニケーションは人と取れるようになり会話はとても楽しいです。でもやはりテストは違いますね。
IELTS の勉強も始めたばかりでまだまだです。

「障害がIELTSだとしたら、その手助けをして、早く乗り越えてもらいたいと思っています。」

という藤本さんの言葉通り、早くこの状態を乗り越えるために今猛勉強しています!

毎回メールを読んで励まされていました。

10日分のメールを何回もこれから読んでがんばりたいと思います。

ありがとうございました。

(一部抜粋)

 

海外在住でお読み頂いている方も結構多いですよ。

※最近、メールが届かないケースが増えています。注意事項をよく読んで登録してみてください。

それでは、また。