アウトプットを前提としたインプット

writing-1170146_640

こんにちは。藤本です。

私のライティング対策講座を受講頂く方には、

「初回のレッスンまでにここを覚えてきてくださいねー。テストしますよー。」

とお伝えしてお渡ししている事前学習なるものがあります。

 

で、実際初回のレッスンでその範囲をテストします。

が、実はこのテストで満点が出ることはほとんどありません。

完全に事前にお渡ししている範囲から出しているにも関わらず、です。

 

原因はいくつかあるのですが、

「覚えたつもりでいたけど、そんなレベルで暗記しなければならないとは思わなかった」

という人が多いと思います。

 

少しネタをバラしますと

「○○」という内容を表す文章を3つの異なる表現で表してみて下さい。

そんなテストをするわけです。

 

多分多くの方は、まじめにその範囲を勉強していると思います。

それなりに覚えようと努力していると思います。

でも、いざそんな聞かれ方をして、サラっと出てくるほどのレベルでは頭に叩き込んでいません。

 

でも本当はライティングでスコアを出すってのはこの違いが決定的に重要なんです。

「言われてみれば、確かにそんな表現もあったなあ」

というレベルの暗記度合いでは、IELTS本番では何の足しにもなりません。

 

「さっきと同じ内容のことを言いたいんだけど、さっきはこの表現を使ったから、今度はこの表現を使おう」

と思って、サラッと第2、第3の表現が出てくる状態になって初めてスコアにつながるわけです。

 

ちなみにこのテスト、たまーにですが、初回からパーフェクトに覚えている人もいます。

そういう人に聞くと

「当然覚えましたよ。だって覚えてきてくれって言われたんだから。」

と、ごく当然いう反応です。

いや、かなり少数派ですが。

こういう方はきちんと「アウトプット」することを前提とした「インプット」が出来ている方だと思います。

 

同じ時間勉強するにしても、その質には違いがあります。

インプットのためのインプットをしているのと、アウトプットのためのインプットをするのでは、大きな差が出ます。

そうした勉強の質というものにも、是非目を向けてみて下さいね。

 

 

~今日のメールセミナー感想~

「スコアが伸び悩んでる方に読んでもらいたいと思います」

藤本さんこんにちは!

今日最後のメールを読み終わりました‼︎
個人的には各技能セクションごとにおいてのアドバイスが非常に的確で、何よりもリーディングを苦手としていた自分は主語、述語の意識だけでこれほどまでに変わるのかと気づかされました。

ぜひこのメールは平均的に全部のセクションがいい人、というよりはどこか苦手分野と考えてしまっているところがあり、スコアが伸び悩んでる方に読んでもらいたいと思います。
本当にありがとうございました!

 

IELTS対策を進めていきたい方は、こちらからどうぞ。

※最近、メールが届かないケースが増えています。注意事項をよく読んで登録してみてください。

それでは、また。