IELTSと危険察知能力

away-1019854_640

こんにちは。藤本です。

4月に入りましたね。

新年度です。

1月と並び、4月は気合いを入れ直すには良い時期です。

「今年度は○○な年にする!」

って新たな目標を立てられるわけですから。

ちょっと中だるみ気味な人は、是非このタイミングをうまく使って、再度気持ちを入れ替えてくださいね。

 

さて、今日はIELTSの現実について。

IELTSというものに取り組み始めの頃って、楽観的な人が多いです。

特にまだ受験したことが無い人は。

「目標のスコアは少し頑張れば届く」
「勉強量に応じてスコアは上がっていく」

と信じている人が多いです。

これはある意味仕方ないと思います。

まだIELTSがどんなものかが分かっていないので。

 

1度受験すると、目標と現在の自分とのギャップがどれくらいあるか分かります。

なるべくそのギャップに気づいて欲しいので、私はなるべく早く初回受験を終えるようアドバイスしています。

しかし、受験後にも、

「そうか、これは相当気合いを入れないとマズイな」

と、現実を受け止めて、これから求められる労力について真剣に向き合える人と、

「今回はたまたま良くなかった」
「あまり勉強してなかったから、こんなものだろう」

とまだ真剣に向き合えない人に分かれます。

 

後者の人は相変わらず

「目標のスコアは少し頑張れば届く」
「勉強量に応じてスコアは上がっていく」

と思っています。

この違いが後になって効いてきます。

全てのケースがそうだとは言いませんが、やはり後者の人の方が、受験期間が長引きます。

 

受験回数が10回近く、受験期間が1年近くになるとほぼ全員が

「こんなに大変だと思わなかった」

という気持ちになります。

こういう気持ちが出てきて、人間はようやく真剣に向き合えます。

 

これは言わば「危険察知能力」というヤツかもしれません。

早々にIELTSの大変さに気づける人、そうでない人がいます。

私自身、この能力が非常に低かったおかげで、大変な目に合わされました。

だから、こうしてなるべくそのことをお伝えしたいと思っています。

 

インターネットなんかを見ていて、表に出てくる話というのは

「スコア○○が出ました!」
「頑張ったら出来ました!」

という声が多いと思います。

こういうのを見ていると、どうしても良いイメージばかりで捉えてしまうと思うのですが、実はその裏では、

「今回もダメだった・・・」
「なぜ、こんなにやったのにスコアが変わらないのだろう・・・」
「もう、ダメだ。あきらめるしかないのか・・・」

と、落ち込み、心折れ、泣きそうな思いをしている人が圧倒的に多い、というのが事実です。

 

分かれ道は何か?

それは、今のままでは自分が危険水準にいることを早々に察知し、IELTSに対する過少評価と、自分自身に対する過大評価をやめて、真剣に向き合えたかどうかだと思うのです。

1年以上受験し続けて

「こんなに難しいこととは思わなかった」

と思った人が、その気持ちをもし1年前から持てていたら、もっと早く結果を出せたと思うのです。

 

極端な言い方をすると、IELTSの攻略って人生に対する姿勢と似ているなあと思うことがあります。

立ちはだかる困難、それに対して真剣にあきらめずに挑戦し続けた人だけがその困難を乗り越えていき、目標とする人生を手に入れます。

こうした文章で伝えても、捉え方は人それぞれだと思いますが、少しでもあなたにとってプラスになればなあと思っています。

 

 

~今日のメールセミナー感想~

「すべての情報が貴重で参考になります」

藤本様

メール10日間拝見しました。
すべての情報が貴重で参考になります。
また、タイトルが絶妙で、次回も読もう!と思えるものでしたのでモチベーションを下げることなく読むことができました。

今後ともよろしくお願いします。

 

IELTS対策を進めていきたい方は、こちらからどうぞ。

※最近、メールが届かないケースが増えています。注意事項をよく読んで登録してみてください。

それでは、また。