「リーディングで時間が足りません。どうしたらいいでしょうか?」その2

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こんにちは。藤本です。

3連休最終日いかがお過ごしですか?

前回の投稿で、リーディングの最大の悩みである時間が足らないという課題について書きました。

今日はその続きを。

 

前回は、リーディングで時間が足らない場合の考え方は、スキャニング、スキミングに走るのではなく、二度読み、返り読みを無くす、という方向で考えることという話をしました。

では、その二度読み、返り読みを無くすにはどうしたら良いか、ということです。

 

ここで、私がブログやメールマガジンでいつも伝えている原則を再度思い出してもらいましょう。

それは、課題に対してどう取り組めば良いか分からないときは、その課題を自分で何とかなるレベルまで分解していく、ということです。

 

だから、二度読み、返り読みをするなと言われても、どう取り組めば分からない場合は、この二度読み、返り読みの原因をどんどん分解していきます。

実際に英文を読んでみて、「あ、今一度では意味が分からなかったなあ」とか「あ、今俺同じところを二回読んでいる」と気づいた時には、その二度読みの原因をメモするようにしてみて下さい。

そうすると、その原因というものが分かってくるでしょう。

 

例えば・・・

・単語が分からなくて、その単語を推測するために二度読みをしている

・構文が複雑すぎて、一度で主語・述語が取れないため、二度読みをしている

・一文一文は分かっているのに、パラグラフ全体では何を言っていたか頭に残っていないため二度読みしている

・問題を解く段階になって、一度読んだところを再度探している

などなど。

 

二度読みといっても、原因はいくつかあります。

この原因をしっかりと自分で把握するんです。

そして、これらの原因がつかめたら、あとはその原因を解消するだけです。

 

・分からない単語があったら覚える

・一度で構造が分からなかった構文は、そのパターンの構文を何度も読んで次からは一度で構造が取れるようにする

・パラグラフ全体で何を言っていたかを理解するために、一文一文の解釈に集中しすぎないトレーニングをする

・返り読み、二度読みをしなくて済むように問題を解くにはどのようにすれば良いかを研究する

 

課題を細かく分解できるほど、対処法は明確になります。

 

大切なので、もう一度まとめますよ。

ステップ1:課題を自分が対処できるレベルに分解する

ステップ2:その分解された課題ごとに対応するトレーニングを行う

 

どんな大きな課題も、分解して1つ1つを地道につぶしていけば、最終的には結果につながります。

これが一番効率的だと思うし、またそれしか方法は無いと思うんですよね。

「リーディングが苦手だ」とか「リーディングは時間が足らない」というところで思考停止するのではなく、そこから先を考えていく、これが勉強の必勝法だと思います。

 

あ、ちなみに上で挙げた「リーディングで時間が足らない場合の対策法」は、私のリーディング対策講座の1つの骨格になっています。

講座は現在は新規募集しておりませんが、募集時にはメールセミナー登録者にご案内をいたしますので、登録をしてみて下さい。

 

~今日のメールセミナー感想~

「英語力が少しずつ上がっていることが私自身驚きです」

こんにちは、藤本さん。

留学していてふと、このまま日本に帰ってなにになるのかな?なにかdegreeをとったわけでも、なにか証明できるものをとったわけでもないのに、就職できるのかな?と漠然とした不安に駆られていた時、海外の大学に留学するチャンスができて、日本で就職にも役立ちそうなIELTSを受けようと思いました。

突然の思いつきで、しかも海外にいる身としてはネットでの情報提供はすごくありがたく感じました。

さらに、初めてIELTSを受ける私にとっては、なにをどのように勉強すればよいのかさえ分からない状況だったので、一つずつセクションに分けてどうすればよいのかを教えてくださるのはとても助かりました!

とても分かりやすく、目から鱗の情報ばかりで、最短のルートで目標達成に導いてくれるこのセミナーには感謝ばかりです!

まだはじめて10日ですが、確実にやることをきめて取り組めていることと、さらに英語力が少しずつ上がっていることが私自身驚きです。

本当にありがとうございました。

 

これからIELTSの勉強をしたい方も、こちらからどうぞ。

※最近、メールが届かないケースが増えています。注意事項をよく読んで登録してみてください。

それでは、また。