ライティングにおけるシャドーイング

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こんにちは。藤本です。

私は部屋を掃除したり、パソコンの中身を整理すると、よく昔のTOEFLやIELTSを勉強していたときの痕跡を発見します。

このブログでも何度か出てきたと思います。

私のスコア推移公開します

リスニングで構文を捉えるためのトレーニング

私が留学前に英語を勉強していたときの日記

 

先日も部屋を掃除していたら出てきたので、そろそろシリーズ化でもしようかな。

 

今回出てきたのがこれでした。

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これ何か分かります?

以前IELTSライティングを頑張っていたときに、解答例とかを写経したものです。

写経とは文字通り、解答例なんかをそのまま書き写す作業ですね。

 

この写経。

私はあまり積極的にした方が良いと言っては来ませんでした。

 

なぜかというと、写経ってものすごく時間がかかる作業なので。

その割に、ただ何も考えずただ作業としてやっていただけでは何も身につかないので。

こうなると、貴重な時間を無駄に浪費する作業になってしまいます。

 

自分自身でもそんなに写経をやっていた記憶はありませんでした。

 

でも部屋を整理していたらいっぱい出てきました。

ざっと50枚くらいでしょうか。

うーん、こんなにやってたんですねぇ。

 

この写経は、何も考えずに作業として考えると、意味がないものになるのですが、何を身につけるかの目的意識がしっかりと決まっている場合は、良いトレーニングになると思います。

 

リスニングでシャドーイングとかディクテーションが良いと言われますよね。

あれは、ただ流れている音を聞いているだけだと、細かいところに意識が行かず、無視してしまっているのを、強制的に細かいところまで意識を向かわせる効果があるんですね。

「強制的に」というところがポイントです。

 

それと一緒で、ライティングの解答例も、ただ眺めるだけでは、実は大事な言い回しとか単語を含んでいるのに、疑問を持たずに終わってしまいます。

ところが、写経することによって、強制的に細かいところまでしっかり意識を向けられるようになる、という効果があります。

だから、ライティング版のシャドーイングが、この写経というわけです。

そういう意味では、シャドーイングと同じである程度基礎がついた人にとっては、やった方が良い作業なのかもしれません。

 

 

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