単語を記憶に残すためのツール

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こんにちは。藤本です。

英語を上達させたければ、何が必要でしょう?

「楽に上達させたい」

と思えば楽にやればいいでしょう。

でもそれで早く向上しますか?

 

向上させるため、1つ上のステップに進むには、それまでの自分を越える必要があります。

それは恐らく楽な作業ではないです。

そして、英語を学ぶ過程において、おそらく一番キツイ作業が単語を記憶することでしょう。

単語の記憶はきつい作業ですが、避けることが出来ない作業です。

 

その単語の暗記方法の基本は、最初に「英語→意味」を無理矢理覚えて、あとは繰り返しその記憶をメンテナンスしていくという方法です。

ただ中にはどうしても記憶に残らない単語もあると思います。

こういった単語を記憶にひっかける方法はいくつかあります。そしてそのためのツールもありますので、いくつかご紹介します。

 

・画像で覚える
言葉としては頭に残らなくても、映像としてなら頭に残る可能性があります。
映像を見るために重宝するのがグーグルの画像検索です。
例えば「ambiguous(両義に取れる、曖昧な)」という単語が覚えられない人は以下のリンクの画像を見てみましょう。2つの解釈が出来るだまし絵がたくさん出てきます。
これを見ると「両義に取れる」という日本語でも普段あまり使わない単語でも「だまし絵」というイメージが出来ますよね。
google画像検索(ambiguous)

 

・語源で覚える
語源から覚える方法もありますね。
「abuse(乱用、虐待)」が覚えられない人はabuseを「ab」と「use」に分解します。
「ab」はアブノーマルのabで「離れた」という意味、「use」は使うですね。
通常とは離れた使い方ということで「乱用、虐待」。そう考えると忘れないですね。
以下に語源の解説がありますので活用してみて下さい。
gogengo

 

・語呂合わせで覚える
語呂合わせが上手くハマれば、それも記憶に残すフックになります。
「annoy(悩ませる)」が覚えられない人はこんな覚え方もあります。
「あの胃の痛みがイライラさせる」
そんな語呂合わせが集められているのが以下のサイトです。
楽単

 

・例文で覚える
どうしても例文の中でないと覚えられないという人は、こちらを使ってください。
ゴガクル

 

こういう単語の記憶ツールを見ると、どれか1つの方法ですべてを解決しようとする人もいますが、それはちょっと効率悪いです。

すべての単語が語源から解説できるわけではないですし、語呂合わせに頼ると一度日本語を挟むので、単語を聞いて意味を理解するのに一瞬時間が必要になります。これはリスニングなどでは向きません。また例文で覚えるのは例文を理解すること自体に時間がかかります。

どの覚え方も一長一短です。

ということでまず一番良いのは単語から直接意味を1対1で覚えていく直球の覚え方。

地味だけど、これが一番です。

そして、それがどうしても出来ない単語に関しては、上記のような方法を組み合わせる、ということです。

例えば日本語の訳を見てもイメージがわきにくい抽象的な単語なら画像で印象づけたり、長いスペルの単語だったら語源から覚えてみたり、最初は語呂合わせで覚えていても徐々に語呂合わせを経由しなくても意味が理解できるように持って行ったり。

単語もこうして工夫していくと徐々に積み重なっていき、リーディングでつっかかる回数が減ったり、ライティングの表現が豊かになったりします。

単語は基本の基本ですから、単語からは逃げずに克服していって下さいね。

最後までありがとうございました。