リスニングが壁に当たったと感じたら

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こんにちは。藤本です。

英語のリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能のうち、恐らく一番感覚的なものがリスニングだと思います。

それだけに、人にその感覚を伝えるのが難しいし、自分で改善していくときの手がかりもつかみにくいものだと思います。

私も留学前の勉強でリスニングには苦労しました。

色々な方のアドバイスを聞きましたが、その中で1つ、このアドバイスは効いたな、というものがありますので、それを書いてみます。

 

それはリスニングのトレーニングをするときは、まず意味を取ろうとするのではなく、構文を取ろうと意識する、ということです。

つまり一生懸命に流れてくる英文の意味を理解しようとするのではなく、主語は何?述語は何?という構文の解読に意識を集中するということです。

これは最初意識しないと出来ませんが、練習を重ねるとだんだん無意識に出来るようになります。

これが無意識で出来るようになったら、次に意味を理解する練習をします。

説明が難しいのですが、英文を聞くときは、心の中であらかじめ「主語」「述語」「目的語」などの箱を準備しておくようなイメージです。

で、構文を解析しながら、主語が聞こえたらその単語を「主語」の箱に放り込む、述語が聞こえたら「述語」の箱に放り込む、そして前から順番に意味を理解していく感じです。

とっても感覚的な話ですが、そうすることでリスニングの力は高まりました。

 

リスニングの練習時に意味を取ることばかり考えているなら、一度構文を取ることを徹底してトレーニングしてみると、聞こえ方が変わってきます。

お試し下さい。

最後までありがとうございました。