IELTSリスニングの細かいところが聞き取れない場合

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こんにちは。藤本です。

IELTSに限らずですが、リスニングで大雑把に言いたいことは何となく分かるけど、細かい部分は聞き取れていないという状態ってあると思います。

もちろん一言に細かい部分といっても人によってレベルの違いがあるとは思います。

例えば構文はしっかり取れているけど、冠詞のaとかtheが聞き取れないという話であれば、あまりIELTSの問題を解くには関係ないレベルです。

しかし、構文が分からない、問題が解けないというレベルなら、そこは聞き取り力を高めていかなければなりません。

トレーニングとしては精聴の比率を高めていくことです。

ちょっと聞き慣れないかもしれませんが、リーディングのトレーニングに精読と多読があるとすると、リスニングにも精聴と多聴があります。

精聴は同じ音源を何度も何度も聞くことで、その音源を完璧に聞き取れる状態にしていくトレーニング、多聴は様々な音源を大量に聞いていくトレーニングです。

構文が取れない、という場合は、多聴の前にまず精聴をおすすめします。

精聴の場合、完璧に聞き取れているかを確認するためにスクリプトは必須です。

そして頭から聞いて全部の構文を理解できているか確認しながら聞いていきます。

当然、何度も何度も聞くことで、内容は覚えてしまうし、集中力は落ちてくると思います。

その場合はシャドーイングやディクテーションを組み合わせると集中力を維持できます。

地道で辛い作業ですが、構文が聞き取れない状態で多聴をしても、結局何を言っているか理解できないので、あまり効果がないというわけです。

最後までありがとうございました。