IELTSでライティングのスコアが上がらないのはここが原因です

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こんにちは。藤本です。

今日はコチラの記事でも書いたIELTS最難関セクション、ライティングについてです。

 

ライティングのスコアはなかなか上がりません。

せっかくオーバーオールのスコアで目標に到達しても、ライティングだけが、サブセクションの目標スコアを越えないために、また受験し直さなければならないという話もよく聞きます。

そのリベンジの回で、かなりライティングに力を入れて臨んだのにやっぱりスコアが変わらなかったという話もこれまたよく聞きます。

 

ライティングはTask1とTask2の2つの設問からなります。

ジェネラルとアカデミックでTask1は変わりますが、Task2は形の上ではほぼ同一です。

そのライティングのスコアを考えたときに、Task1とTask2はどちらが大事でしょう?

これはIELTSに既に取り組んでいらっしゃる方は分かりますね?

Task1とTask2はそれぞれ9点満点でスコアがつきますが、ライティングトータルのスコアはTask1:Task2=1:2で重み付けがされます。

だからTask2の方が大事だし、実際時間配分も60分のうち40分を使うように推奨されています。

ただ、この大事さを本当に実感していますか?

 

もう少し具体的に書きます。

Task1=6.0、Task2=6.5のときライティングトータルのスコアはどうなりますか?

1:2の重みを掛け合わせると6.333・・となって切り上げで6.5になります。

つまり、Task1は6.5に届かなくてもTask2さえ6.5に届けばライティングスコアは6.5になるんです。

逆はどうでしょう?

Task1=6.5、Task2=6.0のときです。

このときは6.16・・となって切り下げで6.0です。

Task2=6.0のときはTask1=7.0まで取って初めてトータル6.5になります。

ちなみにTask2=5.5でトータル6.5を狙うならTask1=8.0が必要です。

Task2の重要性が理解頂けたでしょうか?

だからもしあなたのライティングのスコアが目標に届かないときは、ほぼTask2が原因と考えた方が良いです。

貴重な勉強時間を正しく配分していきましょう。

最後までありがとうございました。